2025年の台風シーズンも終盤に差し掛かる中、再び日本に影響を及ぼす可能性のある台風が発生しました。
小笠原近海で発生した台風22号(ハーロン)は、現在、父島の南南東をゆっくりと西へ進行中です。今後、勢力を強めながら日本列島に接近する恐れがあり、沖縄や西日本を中心に影響が出る可能性が指摘されています。
今回は、気象庁、米軍合同台風警報センター(JTWC)、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)など、各国の最新進路シミュレーションをもとに、台風22号の動向と今後の警戒点について詳しく見ていきましょう。
台風22号(たまご)2025米軍(JTWC)による進路予想
米軍(JTWC)はアメリカ合衆国が海軍と空軍が共同で運営している気象情報機関です。

日本時間10月07日15時

引用:https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
28Wであらわされているのが、台風22号です。
JTWCの予報には、世界標準時(UTC)での時刻が使われているので、日本時間に変換する場合は、9時間を足す必要があります。
例えば、JTWCの予報に「04/1800Z」とある場合、これは世界標準時で2025年10月4日18時を表していて、「日本時間2025年10月5日3時」ということになります。
JTWCの予報によると10月8日15時頃
日本列島に上陸するようです。
台風22号(たまご)2025欧州中期予報センター(ECMWF)進路予想
ECMWFは、欧州中期予報センターが出している情報で、世界中の気象情報を収集し予報をだしています。

引用:https://charts.ecmwf.int/
こちらは日本時間2025年10月08日18時の予報図です。
色による風速の目安は以下の通りです。

ECMWFの予報によると
10月8日18時頃から日本列島に影響を及ぼしそうです。
台風22号(たまご)2025気象庁による進路予想
気象庁による進路予想です。

気象庁の予報によると、22号は10月8日21時以降に日本列島に影響を及ぼす可能性があるようです。
台風22号(たまご)2025Windyによる進路予想
Windyは、チェコの会社が運営する気象情報サイトで、「ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)」と、「GFS(アメリカ国立気象局)」の気象情報をが基になっています。更新頻度が高く、今後の予報が視覚的にわかりやすいので使い勝手もいいですよね。
ではWindyによる進路予想をみていきましょう。

Windyによると
10月8日22時頃から日本列島に上陸する予報になっています。
台風22号2025による飛行機への影響は?
飛行機の影響は以下から確認できます。
JAL
ANA
スカイマーク
ピーチアビエーション
ジェットスター
スプリングジャパン
なお欠航や台風によるチケットのキャンセル払い戻しについては、各航空会社へお問い合わせください。
台風22号2025による新幹線への影響は?
新幹線の運行状況は以下から確認できます。
まとめ
台風22号(ハーロン)は小笠原近海で発生し、現在は父島の南南東をゆっくりと西進しています。今後、勢力を強めながら北西方向に進み、沖縄の大東島地方に接近する可能性が高まっています。
現時点では、台風の進路にはまだ幅があり、九州や四国方面にも影響が及ぶ可能性が残されています。日本本土への接近・上陸の可能性を含め、最新の進路情報を確認しながら、今後の備えを整えておきましょう。
コメント