小笠原近海に、台風5号のたまごが発生しました。
今後数日間は、この台風の進路と影響に警戒が必要です。
台風5号のたまごはすでに発生しており、日本の東を北上する見込みです。進路次第では、来週には関東を含む東日本、さらには東北や北海道に影響を及ぼすおそれがあります。
特にこれからの時期は、梅雨前線と台風が重なることで、大雨や突風、河川の増水といった二次災害のリスクが高まります。
「台風の進路が外れているから大丈夫」と油断せず、こまめに最新の気象情報をチェックしましょう。
この記事では、台風5号の発生状況や今後の進路予測、関東や東日本への影響を、わかりやすく整理しています。
週明け以降のお出かけやイベントを予定されている方は、ぜひチェックして早めの安全対策にお役立てください。
また、米軍(JTWC)・ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)・日本の気象庁など、複数の国際機関によるシミュレーション結果も比較し、最新の進路予測と影響範囲を解説しています。
台風5号(たまご)2025米軍(JTWC)による進路予想
米軍(JTWC)はアメリカ合衆国が海軍と空軍が共同で運営している気象情報機関です。

引用:https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
日本時間7月12日03:00
TD06Wであらわされているのが、台風5号です。

↑台風5号の進路予想
JTWCの予報には、世界標準時(UTC)での時刻が使われているので、日本時間に変換する場合は、9時間を足す必要があります。
例えば、JTWCの予報に「22/1500Z」とある場合、これは世界標準時で2025年6月22日15:00を表していて、「日本時間2025年6月23日00:00」ということになります。
JTWCの予報によると日本への影響は
7月13日未明~15日ころ出てきます。
最大瞬間風速は45KTS=約23.15 m/s(秒速)
台風5号(たまご)2025欧州中期予報センター(ECMWF)進路予想
ECMWFは、欧州中期予報センターが出している情報で、世界中の気象情報を収集し予報をだしています。

引用:https://charts.ecmwf.int/

こちらは日本時間2025年7月14日09:00と15日6:00の予報図です。
ECMWFの予報によると
日本への影響は14日~15日に出てくる予報です。
台風5号(たまご)2025気象庁による進路予想
気象庁による進路予想です。

予報では7月13日~15日にかけて日本列島に影響を及ぼしそうです。
台風5号(たまご)2025Windyによる進路予想
Windyは、チェコの会社が運営する気象情報サイトで、「ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)」と、「GFS(アメリカ国立気象局)」の気象情報をが基になっています。更新頻度が高く、今後の予報が視覚的にわかりやすいので使い勝手もいいですよね。
ではWindyによる進路予想をみていきましょう。

Windyによると日本への影響は13日ころからでてきそうです。
台風5号2025による飛行機への影響は?
飛行機の影響は以下から確認できます。
JAL
ANA
スカイマーク
ピーチアビエーション
ジェットスター
スプリングジャパン
なお欠航や台風によるチケットのキャンセル払い戻しについては、各航空会社へお問い合わせください。
台風5号2025による新幹線への影響は?
新幹線の運行状況は以下から確認できます。
まとめ
現在、台風5号が小笠原近海を北上中。来週には関東や東日本に接近するおそれがあります。
台風の進路や勢力次第で、15日(火)ごろから関東〜東北にかけて大雨・強風のリスクです。
特に、梅雨前線との重なりによる「線状降水帯」や突風、河川増水などに注意が必要。
今後の進路はまだブレ幅があるため、最新の気象情報をこまめに確認。
気象庁やJTWC、ECMWFなどの国際機関の予測も参考にし、週明けの予定には余裕を持った行動を。
備えあれば憂いなし。「まだ遠いから大丈夫」と油断せず、台風5号の動きには今後もしっかり注目していきましょう。
コメント