2025年の台風シーズンも終盤に差し掛かる中、再び日本に影響を及ぼす可能性のある台風23号のたまごが発生しました。
今回は、気象庁、米軍合同台風警報センター(JTWC)、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)など、各国の最新進路シミュレーションをもとに、台風22号の動向と今後の警戒点について詳しく見ていきましょう。
台風23号(たまご)2025米軍(JTWC)による進路予想
米軍(JTWC)はアメリカ合衆国が海軍と空軍が共同で運営している気象情報機関です。

日本時間10月10日03時

引用:https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
95Wであらわされているのが、台風23号です。
JTWCの予報には、世界標準時(UTC)での時刻が使われているので、日本時間に変換する場合は、9時間を足す必要があります。
例えば、JTWCの予報に「04/1800Z」とある場合、これは世界標準時で2025年10月4日18時を表していて、「日本時間2025年10月5日3時」ということになります。
JTWCの予報によると10日20時現在、沖縄地方に上陸し
今後は太平洋を進み、日本列島に影響を及ぼしそうです。
台風23号(たまご)2025欧州中期予報センター(ECMWF)進路予想
ECMWFは、欧州中期予報センターが出している情報で、世界中の気象情報を収集し予報をだしています。

引用:https://charts.ecmwf.int/
こちらは日本時間2025年10月13日06時の予報図です。
色による風速の目安は以下の通りです。

ECMWFの予報によると
10月13日06時頃関東地方に影響を及ぼしそうです。
台風23号(たまご)2025気象庁による進路予想
気象庁による進路予想です。

気象庁の予報によると、23号は10月12日から13日にかけて日本列島に影響を及ぼす可能性があるようです。
台風23号(たまご)2025Windyによる進路予想
Windyは、チェコの会社が運営する気象情報サイトで、「ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)」と、「GFS(アメリカ国立気象局)」の気象情報をが基になっています。更新頻度が高く、今後の予報が視覚的にわかりやすいので使い勝手もいいですよね。
ではWindyによる進路予想をみていきましょう。

Windyによると
10月13日09時頃から関東地方に影響を及ぼす可能性があります。
台風23号2025による飛行機への影響は?
飛行機の影響は以下から確認できます。
JAL
ANA
スカイマーク
ピーチアビエーション
ジェットスター
スプリングジャパン
なお欠航や台風によるチケットのキャンセル払い戻しについては、各航空会社へお問い合わせください。
台風23号2025による新幹線への影響は?
新幹線の運行状況は以下から確認できます。
まとめ
台風23号は、今後の進路や発達状況によっては、日本列島に影響を及ぼす可能性も考えられます。現時点では、発生のタイミングや進行方向に不確定要素が多く、最新の気象モデルや予報機関の分析結果を注視する必要があります。
これまでの台風22号や19号と同様に、遠方での発生であっても、強風・高波・湿った空気の流入など間接的な影響が生じる可能性があるため、今後の情報に十分注意し、早めの備えを心がけましょう。
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